- Webライターを始めるのに何を勉強したら良いか分からない…
- Webライターの勉強を「独学で効率よく」する方法を知りたい
- 勉強して稼げるWebライターになりたい
何をして良いか分からないからといって手当りしだい勉強すると、スキル習得までに時間がかかります。ゴールの見えない勉強方法では挫折してしまうでしょう。
この記事では知識ゼロから効率よくスキルを身につけられる勉強方法を紹介。記事の内容を実践すれば未経験からでもWebライターデビューできます。
効率よくスキルを身につけるために、まずは全体像をつかみましょう。ゴールまでの道のりが分かれば、何をどのくらい勉強すれば良いかが分かります。

私が遠回りした経験から「本当に必要な勉強方法のみ」を記載しました。全て独学でできますよ。
本記事で分かること
- 0からWebライターデビューするまでの勉強方法5ステップ
- デビューする前に勉強するメリット
- 勉強してもあなたの不安が消えない理由【対策あり】
- スクールや講座を受けるべきか?


0からのWebライター勉強方法5ステップとツボを解説


0からWebライターのスキルを身につける勉強方法は次の5つです。
- WebライターとWebライティングの概要を知る
- 分かりやすい文章の書き方を勉強する
- SEOのルールに沿った記事作成法を学ぶ
- 実践練習をする
- ワードプレスの基本操作を覚える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. WebライターとWebライティングの概要を知る
勉強を始める前に、WebライターとWebライティングの概要を頭に入れておきましょう。全体像を知っておくことで効率よくスキルを身につけられるようになります。
Webライターの仕事を分解すると下記の通りになります。
- キーワードからリサーチを行う
- リサーチ結果をもとに検索意図を把握する
- どんな人に伝えたいか決める
- 記事構成を作る
- 不足している情報がないか調べる
- 伝わる文章構成にする
- 分かりやすい文章で記事を書く
- 推敲する
- 校正する
- ワードプレスに入稿する
Webライターは文章を書く仕事なので文章力だけを磨けば良いと思うかもしれません。たしかに文章力を磨くのは必須ですが、Webライターとして稼いでいくには身につけるべきことがたくさんあります。



全体像が見えていないと勉強する項目に抜け漏れが出てくるでしょう。
Webライターを始める前に、全てを完璧にマスターする必要はありません。しかし全ての項目で基礎レベルをクリアしておくべきだと僕は考えています。
例えばドリブルが日本人トップレベルのサッカー選手でも、シュートが初心者レベルだったら、試合で良い結果が出る確率はガクッと下がります。Webライターも同じ考えです。求められるスキル全てで最低限の勉強をしていないと稼げません。
どんな仕事をするのか、どんなスキルが必要なのかが分かれば、勉強すべきことが見えてきます。



Webライターの仕事内容と求められるスキルの全体像を知ろう。
2. 分かりやすい文章の書き方を勉強する
稼げるWebライターになるため、分かりやすい文章の書き方を勉強しましょう。
分かりやすい文章の書き方を勉強するメリット
分かりやすい文章を書ければ下記の三者全員にメリットがあります。
クライアント | 読者 | Webライター |
---|---|---|
文章チェックの時間が短く済む コンテンツを短期間で作れる | 最後までサクッと読める 内容を正しく理解できる 悩みを解決できる | 書くのが楽しくなる 時間単価が高くなる 継続発注してもらえる |
Webライターとして自分の評価が上がるだけでなく、クライアントも満足し、読者の悩みを解決できます。
このようにメリットしかないので、分かりやすい文章の書き方はWebライターの必須スキルです。
分かりやすい文章の書き方を勉強する方法2つ
分かりやすい文章の書き方は初期の段階から勉強し始めるべきです。
なぜなら身に付けるのに時間がかかるからです。
勉強は独学ですぐに始められます。方法は次の2つです。
勉強のやり方 | 本を読んで知識を身に付ける | お手本を写経する |
---|---|---|
教材 | 「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)」 | 自分が分かりやすいと感じるブログ |
特徴 | コミックナタリー初代編集長の唐木元さんが、新入社員向けに行ったトレーニングを1冊の本にまとめてくれました。 | メモアプリに写し書きするだけで言い回しの使い方や論理的な文章の組み立て方まで分かる。 |



実践練習の具体的な方法はこの後の「4. Twitterやnoteで実践練習して学びを加速させる」で説明しています。
3. Webライターに必要なSEO対策を学ぶ
Webライターとして記事を書くならSEO対策を勉強しましょう。SEO対策されていない記事がNGな理由は次の3つです。
- Googleから評価されにくい
- 読者に記事を見てもらえない
- 記事の価値が読者に伝わらない
Googleや読者からの評価が低い記事はクライアントからも評価されません。せっかく内容の素晴らしい記事を書いても、SEO対策不足が原因で評価されないのはもったいないです。
スポーツで例えるとSEO対策は戦術。SEO対策を知らずに記事を書くのは、サッカーの戦術を勉強せずに試合に出るようなものです。



ドリブルやパス、シュートが日本一うまい選手でも、戦術を勉強せずに試合に出ても活躍できません。
Webライターも同じで、品質の高い記事を書けてもSEO対策を無視していては評価してもらえません。
動画に登場する「ウェブ職TV / なかじ」さんは、ブログやアフィリエイトで月1,000万円以上稼いだ実績があります。プロから無料で学べるのでコスパ最強ですよ。
SEO対策を学ぶなら本よりも動画をおすすめします。理由は単純で「理解しやすかったから」です。



本だと難しく感じてしまい、SEO対策の理解に時間がかかりました。効率よく学びたいなら動画がおすすめですよ。
本がダメだというわけではありません。しかし動画を見た後に読むほうが効率が良いでしょう。
ある程度知識が身についた状態であれば、難しく感じることなく理解が深まります。
SEO対策がよく分かる本は「SEO対策のための Webライティング実践講座」です。SEOのセミナーやコンサルティングをビジネスにしている会社の人気セミナーが、この1冊にまとめられています。参考にしてください。


4. 実践練習をする
インプットしたことを活かして実践練習をしましょう。
知識をインストールするだけではスキルは身に付きません。
4-1. Twitterやnoteでの実践練習で学びが加速
Twitterやnoteで実践練習して学びを加速させましょう。
学びをより深めるには、アウトプットが一番。
アウトプットする前提でインプットをすると学習効率が高まります。
ほとんどの人は、「本をたくさん読むと、いろいろな知識を身につけることができるので自己成長できる」と思っているでしょう。しかし、それは間違いです。インプットの量と自己成長の量は、まったく比例しません。重要なのは、インプットの量ではなく、アウトプットの量なのです。
出典:樺沢紫苑 (2018). 学びを結果に変えるアウトプット大全 サンクチュアリ出版
特別なツールは不要。無料で手軽に始められるTwitterやnoteを使いましょう。
ポイントは「勉強中でもやってみたくなったらすぐにやること」です。スキルを身に付けてから記事を書くのではなく「勉強しながら記事を書いてスキルを身に付ける」ほうが効率よく進められます。
もしアウトプット中に手が止まったり、考え込んだりしたら、自分が理解できていない証拠。
手が止まったら本やYouTubeに戻って復習しましょう。
4-2. 実践練習で書く内容に悩んだらコレ



とはいえ、何について書けばいいか分からなくて悩みます。



何を発信しようか迷う場合は、本を読んで感じたことや学んだことを、自分の言葉でまとめてアウトプットしましょう。
悩みに対するキーワード設定のヒント
- 健康
- キャリア
- 人間関係
- 会社
- 恋愛
- 結婚
- お金
上の項目の中からなら、簡単にキーワードを見つけられるでしょう。



記事を書くときは「3. Webライターに必要なSEO対策を学ぶ」で学んだことを実践してください。
5. ワードプレスの基本操作を覚える
Webライターとして稼いでいきたいなら、ワードプレスの基本操作は必須です。
ワードプレス入稿作業は具体的に言うと下記6つです。
- 見出しの設定
- 文字装飾
- 箇条書きの設定
- 表の作成
- 画像挿入
- 投稿設定



覚えることが意外と多いですね…。



一気にやると頭がパンクするので、少しずつ覚えていきましょう。
後々のことも考えてワードプレスを導入してしまうのがおすすめ。ワードプレスのブログはWebライターの名刺代わりになるので、持っていて損はありません。
ワードプレスの導入方法を詳しく知りたい人は、ブロガーの「ヒトデ」さんが解説する「【2021年12月最新版】ワードプレスでブログを始める手順を実際の画面で解説【ConoHa WING】」を参考にしてください。
ワードプレスのブログは1ヶ月あたり1,000円くらいの維持費がかかります。とはいえ、稼いでいくためには必要経費と割り切るべきでしょう。実績を積めばブログ経由で仕事の依頼がくることもあります。
ワードプレスの基本操作についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
Webライターデビューする前に勉強するメリット


Webライターデビューする前に勉強をする目的は、単価を上げるためだけではありません。
他にもWebライターを始める前に勉強するメリットは3つあります。
- 案件で行き詰まっても打開策を見つけやすくなる
- 記事の品質を最低限保証できる
- 最短ルートでスキルを磨ける
「最初から案件を受けながらスキルを身につけたほうが良いのでは?」と思う人もいるでしょう。しかし基礎スキルのないまま案件を受けるのはおすすめしません。理由は下記の4つです。
- 何を調べたら良いかすら分からない
- 時間がかかる割に学習効率が悪い
- ライティング自体が嫌になるかもしれない
- クライアントの心証が悪い
勉強をしていないのに東京大学レベルの試験を受けても「何が書いてあるかすら分からなかった」となるでしょう。しかし基礎を勉強していれば「ここまでは分かったけど、ここからが分からなかった」と自分に不足しているスキルが分かります。そして次の試験までに何を勉強すれば良いかが分かります。



自分の中で「基礎スキルが身についた」と思えればOKです。
勉強してもあなたの不安が消えない理由【対策あり】


独学だと「自分がどこまで成長できたか分かりにくい」ので、いくら勉強をしても不安は消えません。
そこで重要なのが「プロからフィードバックをもらうこと」です。
プロのライターに添削してもらうことで、次のことが分かります。
- 自分のレベル
- 勉強方法が合っているか
- 前よりも成長しているか
- 自分の弱点はどこか



毎日一人で素振りや壁当てをしても、上達したか分からないですよね。
決して安くありませんが、動画教材では高単価なWebライターになるための知識やスキル、クラウドソーシングサイトで案件を受注する方法など、実践的な内容が網羅されています。
さらに特典として公式LINEでの質問が無制限。講座と添削をすべて修了した人は「卒業生名簿」に名前が掲載され「卒業生限定グループで仕事の共有」を受けられます。
Writing Hacksに興味がある人は、こちらのWriting Hacks詳細レビュー記事を参考にしてください。
Webライターの勉強に関する質問にお答えします
質問:スクールや講座は受けるべきでしょうか?
- スクールや講座は受けるべきでしょうか?
-
スクールや講座を受ける必要はありません。まずは独学で勉強して、さらに学びを深めたい場合は受けても良いでしょう。スクールや講座を選ぶポイントは次の4つです。
スクールや講座選びのポイント
- プロの添削が複数回あるか
- スクールや講座を開いている人に十分な実績があるか
- スクールや講座を受けたことを実績にできるか
- 限定グループで案件の共有があるか
Webライター講座について詳しく知りたい人は、【学習効率超加速】Webライターおすすめの講座を徹底比較【初心者OK】を参考にしてください。
質問:スクールや講座を受けたくらいでWebライターになれるのでしょうか?
- スクールや講座を受けたくらいでWebライターになれるのでしょうか?
-
受けても受けていなくても、Webライターになれます。スクールや講座を受けることは、重要ではありません。自分を信じてコツコツ実績を積んでいけるか、成長し続けていけるか、が重要です。私も必ず稼げるようになれると自分を信じて挑戦中です。一緒にがんばりましょう。
質問:勉強せずに案件を取っても大丈夫ですか?
- 勉強せずに案件を取っても大丈夫ですか?
-
私個人の意見ですが、少しだけでも勉強してから案件を取るべきです。自分もクライアントも不幸になるかもしれないからです。勉強不足で案件を受けてから行き詰まるとしんどいですよ。進めるのも、断るのも大きな労力がかかります。どうしても受けたいなら、未経験OKの案件から受けていきましょう。
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